楽しむというブランディング

私は洋服を買うことが趣味です。
洋服というのは素晴らしいもので、少しのデザインの違いで、大きく印象が変わったりします。
また、ジャンルによっても様々な洋服の種類があり、着こなし方があるのです。
私は好きなブランドというのがいくつか存在します。
ブランドを気にせずにインスピレーションで購入することもたまにありますが、やはり商品購入の際はブランドチェックはかかせません。
ブランドになぜ魅力を感じるかということを考えると、私はそこに自分の属するコミュニティーの空気感というものが、大きく影響すると、考えるのです。
それはどういうことか、まず普段仲のいい友達が数人、例えば5人でいつも一緒にいるとします。
すると、5人中2人が同じものに興味があり、それが好きだ、ということが起こることがあるのです。
すると、その2人以外の3人も、いつも一緒にいるため、その2人の興味関心に、心が引っ張られるということが、起こることがあるのです。
そして、もっとたどっていけば、ブランドそのものができた理由も、そのブランドを作った人が属していたコミュニティーが、どういったものであったかということが、大きく影響しているのです。
たとえば、ストリートブランドの洋服であれば、ブランド創設者の住んでいた地方の流行、一緒にいた仲間の聞いていた音楽の影響、そして仲間たちの趣味の影響が、洋服づくりに発展し、ブランドとして形になっていったということもあるのです。
これは、意図してはいませんが、一種のブランディングを行っていたということになります。
まさに、創設者の人生そのものの影響が、そのままブランディング作業になっているのです。
そこには、ブランドができたきっかけの伝説的逸話などが存在し、それもまたブランドの一つの魅力となっているのです。
そして中には、趣味で作っていたものが、ブランドになったということもあります。
これは本当に不思議なことだと私は考えます。
人のために作っていなかったものが、人に認められ、欲しくなるような魅力を放つ、そして広まっていき、いろいろな人に愛される、なんともすごいことです。
そしてそういったこともまた、ブランドの逸話として語り継がれ、意図しないブランディング作業を、見えない力が行ったということになります。
人の気持ちというのは、見えない物で、その人の心が欲しがるものを作るブランディング作業というものは、難しいものです。
しかし、意図していなかった楽しんでいたことが、結果的にブランディん作業になっていたということは、楽しむということが、人の欲する物を作り出す、一つの方法ということを、意味しているのかもしれません。

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